2025年6月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社ジェイテックコーポレーションの第3四半期連結累計期間では、売上高が前年同期比20.4%増の9.67億円となり、特にオプティカル事業が46.7%増と大きく成長しました。一方で、2.42億円の営業損失を計上しているものの、前年同期から改善が見られます。通期では売上高26.4億円、営業利益3.65億円を予想しており、業績回復が期待されています。
主な事業セグメント
株式会社ジェイテックコーポレーションの主な事業セグメントは、オプティカル事業、ライフサイエンス・機器開発事業、その他事業(電子科学株式会社)です。オプティカル事業では光学ミラー・部品類、ライフサイエンス・機器開発事業では自動細胞培養装置や表面加工装置、その他事業ではTDS装置の販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高9.68億円(前年同期比20.4%増)、営業損失2.42億円(前年同期は2.87億円の損失)となりました。オプティカル事業の売上高が5.82億円(前年同期比46.7%増)と大幅に増加し、セグメント利益も1.38億円(前年同期は408.1万円の利益)と大きく改善しました。一方、その他事業の売上高は2.81億円(前年同期比17.6%減)と減少し、セグメント損失162.5万円(前年同期は3,906.5万円の利益)を計上しました。
貸借対照表の変化
総資産は34.11億円(前期末比4.4%減)となりました。流動資産は16.07億円(前期末比11.5%減)で、主に売掛金が4.09億円減少した一方、仕掛品が2.1億円増加しました。固定資産は18.04億円(前期末比3.0%増)で、主に繰延税金資産が7,867.1万円増加しました。負債合計は8.9億円(前期末比2.2%増)、純資産合計は25.21億円(前期末比6.5%減)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6,076.6万円の獲得(前年同期は3,838.1万円の使用)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純損失2.58億円の計上があった一方で、売上債権の減少4.2億円があったことです。投資活動によるキャッシュ・フローは4,070.1万円の使用(前年同期は1.14億円の使用)、財務活動によるキャッシュ・フローは5,837.4万円の使用(前年同期は5,666.2万円の支出)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2024年8月9日に公表した通期の業績予想に変更はありません。売上高26.4億円(前期比31.4%増)、営業利益3.65億円(前期比27.9%増)、経常利益3.63億円(前期比16.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2.31億円(前期比16.1%増)を見込んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、四半期配当の支払いは予定されていません。
注意事項
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