2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社エスイーの2025年3月期第3四半期連結業績は、売上高184億8,900万円(前年同期比4.2%減)、営業利益6億1,500万円(同38.3%減)と減収減益となりました。建設用資機材事業は好調を維持しましたが、他セグメントでの受注減少や工程変更、販管費増加が影響し、全体的に厳しい結果となっています。
主な事業セグメント
株式会社エスイーは、建設用資機材の製造・販売事業、建築用資材の製造・販売事業、建設コンサルタント事業、補修・補強工事業を主な事業セグメントとしています。特に建設用資機材と建築用資材の製造・販売が主力事業となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期第3四半期の連結業績は、売上高が184億8,900万円(前年同期比4.2%減)、営業利益6億1,500万円(同38.3%減)、経常利益6億2,800万円(同38.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億7,800万円(同39.9%減)と減収減益となりました。建設用資機材の製造・販売事業は好調を維持しましたが、他のセグメントで期初受注案件の減少や工程変更の影響がありました。また、中期経営計画の推進強化による販管費の増加も減益要因となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比3.2%減の255億7,800万円となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が10億5,300万円減少し、現金及び預金が5億4,500万円減少しました。一方で、建設仮勘定が3億2,600万円増加しています。負債合計は前期末比5.4%減の145億7,000万円となり、借入金が7億7,700万円減少しました。純資産合計は前期末比0.1%減の110億800万円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュフローは減少していると推測されます。これは、四半期純利益の減少や売上債権の減少などが要因と考えられます。投資活動によるキャッシュフローは、建設仮勘定の増加から支出が増加していると推測されます。財務活動によるキャッシュフローは、借入金の返済により支出が増加していると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高264億3,500万円(前期比0.1%減)、営業利益6億8,300万円(同49.9%減)、経常利益6億8,500万円(同50.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3億100万円(同68.9%減)と減収減益を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえ、通期予想は据え置かれています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、前期と同額の1株当たり13円を予定しています。配当予想に変更はありません。
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