2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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自動車業界の厳しい環境下、J-MAXグループは減収減益となり、通期も厳しい見通しです。売上高は前年同期比14.1%減の338.46億円、営業損失5.14億円を計上。構造改革や原価低減に取り組むも、主要客先の減産影響が大きく、全セグメントで業績悪化。財務面では長期借入金増加により自己資本比率が低下しています。
主な事業セグメント
J-MAXは自動車部品製造が主力で、タイ、広州、武漢に海外拠点を持つグローバル企業です。各拠点でプレス成型部品等の製造・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は338.46億円(前年同期比14.1%減)、営業損失5.14億円(前年同期は5億円の利益)、経常損失8.15億円(前年同期は2.14億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失9.71億円(前年同期は16.82億円の損失)となりました。主要客先の減産影響により、全セグメントで減収減益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は529.44億円(前期末比2.3%増)、負債は318.89億円(同6.4%増)、純資産は210.55億円(同3.2%減)となりました。自己資本比率は36.5%(前期末38.5%)に低下しています。主な変動は、建設仮勘定の増加37.24億円、長期借入金の増加23.87億円、利益剰余金の減少10.99億円です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細は開示されていませんが、減価償却費は32.95億円(前年同期35.47億円)と減少しています。投資活動では、有形固定資産の取得による支出が増加していると推測されます。財務活動では、長期借入金が23.87億円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高460億円(前期比15.4%減)、営業利益5,000万円(同95.2%減)、経常損失4億円(前期は10.37億円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失24億円(前期は19.57億円の損失)と厳しい見通しとなっています。前回予想からの修正はありません。
株主還元
当第3四半期の配当金は1株当たり2円で実施されました。通期の配当予想は1株当たり4円(前期実績18円)と大幅な減配が予定されています。
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