2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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東レ株式会社の2025年3月期第3四半期決算は、売上収益1兆9,239億円（前年同期比5.2%増）、事業利益1,088億円（同40.9%増）と大幅な増収増益となりました。特に機能化成品事業と炭素繊維複合材料事業が好調で、全体の業績向上に貢献しています。通期業績予想は据え置かれ、引き続き成長が期待されます。
主な事業セグメント
東レ株式会社の主な事業セグメントは、繊維事業、機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、環境・エンジニアリング事業、ライフサイエンス事業です。これらのセグメントで幅広い製品を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益が前年同期比5.2%増の1兆9,239億円、事業利益が同40.9%増の1,088億円となりました。営業利益は同45.5%増の1,038億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同64.6%増の752億円と大幅に改善しました。特に機能化成品事業と炭素繊維複合材料事業が好調で、全体の業績向上に寄与しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比1.1%増の3兆5,051億円となりました。負債は同1.8%減の1兆5,912億円、資本は同3.7%増の1兆9,139億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は1.3ポイント上昇し51.3%となり、財務体質が改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1,472億円の収入となり、前年同期比38.6%増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは589億円の支出で、前年同期比32.2%減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは925億円の支出となり、前年同期から大幅に増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上収益2兆5,900億円（前期比5.1%増）、事業利益1,450億円（同41.3%増）、親会社の所有者に帰属する当期利益880億円（同301.9%増）を見込んでいます。これは前回公表の予想から変更ありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は1株当たり18円（中間配当9円、期末配当9円）で、前期と同額を維持する予定です。
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