2025年３月期 決算短信の要約
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明治電機工業の2025年3月期決算は、次世代モビリティ開発向け投資の寄与により増収増益となりました。売上高786.72億円(前年同期比5.5%増)、営業利益32.94億円(同13.1%増)を達成。自己資本比率63.4%と財務基盤も強化されています。2026年3月期も増収増益を見込み、株主還元も強化する方針です。
主な事業セグメント
明治電機工業株式会社は、制御機器、産業機器、計測機器等の販売及びこれらの付随業務を主な事業としています。自動車関連企業、電気・電子・半導体関連企業、工作機械・産業機械関連企業を主要顧客としています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高786.72億円(前年同期比5.5%増)、営業利益32.94億円(同13.1%増)、経常利益35.96億円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益24.35億円(同0.4%増)となりました。次世代モビリティ開発向けの投資が寄与し、売上高・利益ともに増加しました。特に第4四半期に大型案件が集中し、営業利益が大幅に増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は542.08億円(前期末比4.0%増)、純資産は347.7億円(同5.2%増)となりました。自己資本比率は63.4%(前期末62.9%)に上昇しています。流動資産が22.61億円増加した一方、固定資産は2億円減少しました。負債は194.38億円(同1.8%増)となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは16.09億円の収入(前年同期比71.9%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは4.75億円の支出(同45.8%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは8.92億円の支出(同71.5%減)となりました。現金及び現金同等物の期末残高は79.05億円(前期末比7.8%増)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高825億円(前期比4.9%増)、営業利益37.3億円(同13.2%増)、経常利益39.9億円(同10.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益28億円(同15.0%増)を見込んでいます。自動車関連企業の電動化関連技術の需要拡大による投資により、引き続き堅調な業績が期待されています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり60円(前期比2円増)、配当性向は31.4%となりました。2026年3月期の配当予想は年間88円(前期比28円増)、配当性向40.0%を予定しています。
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