2025年2月期 決算短信の要約
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セブン＆アイ・ホールディングスの2025年2月期は、営業収益が4.4%増の11兆9,727億円となる一方、営業利益は21.2%減の4,209億円となりました。海外コンビニエンスストア事業の減益が大きく影響し、全体として減益となりましたが、グループ売上は3.7%増の18兆4,428億円と成長を続けています。今後はコンビニエンスストア事業に注力し、さらなる成長を目指します。
主な事業セグメント
セブン＆アイ・ホールディングスは、国内外でコンビニエンスストア事業、スーパーストア事業、金融関連事業などを展開する小売グループです。主力のセブン-イレブン事業を中心に、食品スーパー、専門店、銀行業などを手掛けています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年2月期の連結業績は、営業収益が前期比4.4%増の11兆9,727億円となりました。一方、営業利益は21.2%減の4,209億円、経常利益は26.1%減の3,745億円、親会社株主に帰属する当期純利益は23.0%減の1,730億円と減益となりました。国内コンビニエンスストア事業は減益となりましたが、海外コンビニエンスストア事業の減益が大きく影響しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比7.5%増の11兆3,861億円となりました。主に海外コンビニエンスストア事業におけるSEAの取得等により固定資産が増加しました。負債合計は7.1%増の7兆1,686億円、純資産は8.1%増の4兆2,174億円となりました。自己資本比率は35.4%と前期末から0.3ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは8,764億円の収入となり、前期比30.2%増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは7,323億円の支出となり、SEA取得等により前期比69.6%支出が増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは3,926億円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、営業収益が前期比10.1%減の10兆7,610億円、営業利益が0.7%増の4,240億円、経常利益が3.0%増の3,860億円、親会社株主に帰属する当期純利益が47.3%増の2,550億円を見込んでいます。SST事業グループの非連結化の影響を考慮しつつ、コンビニエンスストア事業を中心とした成長を目指しています。
株主還元
2025年2月期の年間配当金は1株当たり40円となりました。2026年2月期は年間50円の配当を予定しており、配当性向は49.0%を見込んでいます。
注意事項
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