2025年11月期 第１四半期決算短信の要約
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バイク王＆カンパニーの第1四半期は、リテールとホールセール両面で好調な販売実績を記録し、売上高79.74億円、経常利益3,900万円を達成しました。車輌売上単価と平均粗利額の上昇が増収増益に寄与し、通期予想に対して順調な滑り出しとなっています。一方で、在庫増加による現金減少が見られ、今後の資金管理が注目されます。
主な事業セグメント
バイク事業を主要な事業としており、中古バイクの買取・販売を行っています。リテール（小売）とホールセール（卸売）の2つの販売チャネルを持ち、高市場価値車輌を中心に取り扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は79.74億円、営業損失2,100万円、経常利益3,900万円、親会社株主に帰属する四半期純利益2,200万円となりました。リテール販売が好調で、販売台数、車輌売上単価、平均粗利額が前年同期比で上回り、売上高は増収、売上総利益は増益となりました。ホールセールでも、オークション相場の高水準維持により販売台数が増加し、車輌売上単価と平均粗利額が大幅に上昇しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比2.8%減の121.08億円となりました。主な変動は、現金及び預金の9.7億円減少、商品の5.32億円増加です。負債は前期末比5.9%減の56.16億円となり、主に未払法人税等の2.83億円減少、前受金の1.88億円増加によるものです。純資産は前期末比横ばいの64.92億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が9.7億円減少しています。これは主に、商品在庫の増加5.32億円や未払法人税等の減少2.83億円によるものと推測されます。一方で、前受金が1.88億円増加しており、営業活動によるキャッシュ・フローへの影響が示唆されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年11月期の連結業績予想は変更なく、売上高350億円（前期比3.0%増）、営業利益5.7億円（同99.0%増）、経常利益7.9億円（同35.2%増）、親会社株主に帰属する当期純利益5.1億円（同172.2%増）を見込んでいます。第1四半期の実績は、通期予想に対して売上高22.8%、経常利益5.0%、純利益4.3%の進捗となっています。
株主還元
配当予想に変更はなく、中間配当5.5円、期末配当5.5円の年間11円を予定しています。前期と同額の配当維持が見込まれています。
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