2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社関門海の2025年3月期決算は、インバウンド需要回復やうなぎ料理の好調により増収増益となりました。売上高52.64億円(前期比4.9%増)、営業利益3.27億円(同31.2%増)を達成し、自己資本比率も38.9%に改善。次期は人材投資により減益を見込むものの、新店開業や外部販路拡大に注力する方針です。
主な事業セグメント
株式会社関門海は、「玄品」ブランドの直営店舗運営とフランチャイズ事業を主力とする外食企業です。とらふぐ料理を中心に、うなぎなども提供しています。また、食材の外部販売も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は52.64億円(前期比4.9%増)、営業利益は3.27億円(同31.2%増)、経常利益は3億円(同46.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3.78億円(同14.3%増)となりました。インバウンド需要の回復やフェアの好評、うなぎ料理の需要増加が増収に寄与し、コスト管理の徹底により利益も大幅に改善しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比28.0%減の33.16億円となりました。主な要因は現金及び預金の10.7億円減少、商品及び製品の2.99億円減少です。負債は45.1%減の20.27億円となり、主に借入金の返済によるものです。純資産は41.6%増の12.89億円となり、自己資本比率は38.9%に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6.04億円の獲得(前期比58.8%増)となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益2.91億円、棚卸資産の減少3.04億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは3.32億円の獲得(前期は5.66億円の使用)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは15.57億円の使用(前期比159.5%増)となり、主に借入金の返済によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、売上高53.6億円(前期比1.8%増)、営業利益2.65億円(同19.1%減)、経常利益2.3億円(同23.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1.8億円(同52.4%減)を見込んでいます。新店開業や国産うなぎの導入、外部販路拡大を進める一方、人材投資による費用増加を見込んでいます。
株主還元
当期および次期の配当予想は無配となっています。
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