2025年３月期 決算短信の要約
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当社グループは、飲食・小売部門を中心に増収増益を達成し、売上高48.92億円(前年同期比6.6％増)、営業利益1.13億円(同21.3％増)となりました。原材料費や光熱費の高騰の影響を受けましたが、新規出店や大規模改装により業績を伸ばしました。自己資本比率は8.5％に改善し、財務体質の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
当社グループの主要な事業セグメントは、飲食・小売部門、製造・卸売部門、農畜産部門の3つです。飲食・小売部門が主力で、フランチャイジー事業とオリジナルブランド事業を展開しています。製造・卸売部門では効率的な製造と販路拡大に努め、農畜産部門では乳牛の飼育と牧草栽培を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の経営成績は、売上高48.92億円(前年同期比6.6％増)、営業利益1.13億円(同21.3％増)、経常利益1.12億円(同11.8％減)、親会社株主に帰属する当期純利益9,600万円(同84.1％増)となりました。飲食・小売部門の売上高は7.0％増加し43.11億円、製造・卸売部門は7.0％減少し3.66億円、農畜産部門は29.8％増加し2.13億円となりました。原材料費や光熱費の高騰が影響しましたが、新規出店や大規模改装により増収増益を達成しました。
貸借対照表の変化
当連結会計年度末の総資産は27.98億円(前年同期比1.8％減)となりました。流動資産は7.05億円(同17.5％減)、固定資産は20.93億円(同5.0％増)となりました。負債は25.6億円(同5.5％減)、純資産は2.38億円(同71.1％増)となりました。自己資本比率は8.5％(前年同期4.9％)に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.24億円の収入(前年同期比1.5％増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは2.36億円の支出(同137.5％増)となり、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは1.41億円の支出(同31.1％減)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は3.62億円(同29.6％減)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
翌連結会計年度(2026年3月期)の業績見通しは、売上高51.39億円(前年同期比5.1％増)、営業利益1.49億円(同30.8％増)、経常利益1.31億円(同16.4％増)、親会社株主に帰属する当期純利益1.23億円(同28.0％増)を予想しています。原材料費や光熱費の高騰、人材難が続く場合は業績に影響を及ぼす可能性がありますが、コスト削減と積極的な人材確保に努め、利益最大化を目指します。
株主還元
当連結会計年度の期末配当金は1株当たり2円を予定しています。次期の配当予想は1株当たり3円となっています。配当性向は当期7.2％、次期8.4％を見込んでいます。
注意事項
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