(株)メタプラネットの決算情報

メタプラネットの主な事業セグメントは、ビットコイントレジャリー事業とホテル事業です。ビットコイントレジャリー事業では、ビットコインの保有と運用を行い、ホテル事業では宿泊施設の運営を行っています。

当連結会計年度の売上高は10.62億円（前期比306.0％増）、営業利益は3.5億円となりました。ビットコイントレジャリー事業の開始により、売上高・当期純利益等が大幅に改善されました。ビットコイン評価益54.57億円を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は63.97億円となっています。

総資産は303.25億円（前期比1,720.1％増）となり、主にビットコインの取得により投資その他の資産が263.81億円増加しました。負債は114.01億円（前期比2,118.0％増）で、主に社債の発行により増加しています。純資産は189.23億円（前期比1,543.4％増）となり、新株予約権の発行及び行使により資本金と資本準備金がそれぞれ57.54億円増加しました。

営業活動によるキャッシュ・フローは6.23億円の獲得（前期は5.71億円の支出）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは234.52億円の支出（前期は23.33億円の獲得）で、主にビットコインの取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは225.7億円の獲得（前期は14.15億円の支出）となり、主に社債の発行と株式の発行によるものです。

2025年12月期の連結業績予想は、売上高34億円（前期比220.1％増）、営業利益25億円（前期比614.3％増）を見込んでいます。ビットコインインカム事業による大幅な増額を想定しており、売上高34億円のうち30億円をビットコインインカム事業、4億円をホテル事業で見込んでいます。

配当に関する具体的な記載はありませんが、2024年12月期の期末配当は0円となっています。また、2025年12月期の配当予想も0円とされています。