(株)ビジュアル・プロセッシング・ジャパンの決算情報

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、DXソリューション事業の単一セグメントで事業を展開しています。主力製品はDAM（デジタルアセットマネジメント）とPIM（プロダクトインフォメーションマネジメント）システムのCIERTOで、企業活動における媒体・コンテンツの制作・管理・配信のためのDXソリューションを提供しています。

当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高2.92億円、営業利益4,500万円、経常利益3,100万円、四半期純利益2,100万円となりました。CIERTOの新規契約数は13件（前年同四半期比7件増）、累計利用本数は254本、ARRは8.29億円（同17.0％増）、解約率は0.50％（同27.6％減）と安定的に推移しています。既存ビジネスでは年初のサブスクリプション及び保守サービスの増収、新規ビジネスではクラウドサービスを中心にCIERTO DAM｜PIMの新規納入が13件と前年同四半期実績の2倍超となり、売上に貢献しました。

当第1四半期会計期間末の資産合計は14.36億円（前事業年度末比3.28億円増）、負債合計は3.15億円（同900万円減）、純資産合計は11.2億円（同3.38億円増）となりました。資産増加の主な要因は、東証グロース市場への上場に伴う新株発行により現金及び預金が2.95億円増加したことです。純資産増加の主な要因は、上場に伴う新株発行により資本金と資本剰余金がそれぞれ1.67億円増加したことです。

当第1四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費（無形固定資産に係る減価償却費を含む）は900万円となっています。また、東証グロース市場への上場に伴う新株発行により、現金及び預金が2.95億円増加しています。

2025年12月期の業績予想については、2025年3月25日公表の「東京証券取引所グロース市場への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」から変更はありません。通期の予想は、売上高13.56億円（前期比12.3％増）、営業利益2.23億円（同22.1％増）、経常利益2.23億円（同21.1％増）、当期純利益1.3億円（同6.5％増）となっています。

2025年12月期の配当予想は、第2四半期末0円、期末15.74円、年間合計15.74円となっています。前期（2024年12月期）の実績は、第2四半期末0円、期末13.11円、年間合計13.11円でした。