2025年５月期 第３四半期決算短信の要約
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コスモス薬品の第3四半期決算は、売上高7,522億6,800万円（前年同期比5.2%増）、営業利益316億2,700万円（同33.2%増）と増収増益を達成しました。積極的な新規出店戦略により店舗数が1,570店舗に拡大し、特に関東地区での売上高が前年同期比25.1%増と大きく伸長しています。通期予想に対しても順調に推移しており、今後の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
コスモス薬品は医薬品・化粧品等の小売業を主な事業としています。商品区分別では一般食品が売上高の約60%を占め、次いで雑貨、医薬品、化粧品の順となっています。全国に1,570店舗を展開し、特に九州地区に多くの店舗があります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は7,522億6,800万円（前年同期比5.2%増）、営業利益は316億2,700万円（同33.2%増）、経常利益は337億7,100万円（同30.3%増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は223億4,300万円（同28.7%増）となりました。新規出店を積極的に行い、81店舗を新たに開設し、1店舗を閉鎖した結果、当第3四半期末の店舗数は1,570店舗となりました。
貸借対照表の変化
総資産は4,741億100万円（前期末比0.5%減）となりました。主な変動として、現金及び預金が295億3,600万円減少し、有形固定資産が242億4,400万円増加しました。負債は2,252億7,800万円（同8.8%減）となり、買掛金が227億3,000万円減少しました。純資産は2,488億2,200万円（同7.5%増）となり、利益剰余金が173億8,900万円増加しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は162億1,600万円（前年同期比11.8%増）となっています。現金及び預金の大幅な減少と有形固定資産の増加から、設備投資に資金を振り向けていることが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の通期連結業績予想は、売上高1兆370億円（前期比7.5%増）、営業利益316億円（同0.3%増）、経常利益344億円（同0.3%増）、親会社株主に帰属する当期純利益245億円（同0.2%増）を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期も堅調な業績が予想されています。
株主還元
2025年5月期の年間配当金は1株当たり65円（中間配当32.5円、期末配当32.5円）を予定しています。2024年9月1日付で1株につき2株の割合で株式分割を実施しており、分割前換算では130円の配当となります。
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