2025年9月期 第2四半期（中間期）決算短信の要約
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BEENOS株式会社の2025年9月期中間決算では、バリューサイクル事業譲渡の影響で売上高は減少したものの、グローバルコマース事業の成長やエンターテインメント事業の改善により、営業利益、経常利益、純利益は大幅に増加しました。特にグローバルコマース事業では、Buyeeの会員数が600万人を超え、クロスプラットフォーム事業も拡大しています。
主な事業セグメント
BEENOS株式会社の主な事業セグメントは、Eコマース事業（グローバルコマース、エンターテインメント）、インキュベーション事業、その他事業です。グローバルコマースでは海外転送・購入サポート事業やグローバルショッピング事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高が95.65億円（前年同期比40.5%減）となりました。一方で、営業利益は17.24億円（前年同期比156.3％増）、経常利益は12.69億円（前年同期比95.4%増）、親会社株主に帰属する中間純利益は8.47億円（前年同期比269.6%増）と大幅に増加しました。売上高の減少は主に前期中に譲渡済みのバリューサイクル事業の影響によるものです。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は314.03億円（前期末比0.4%減）となりました。主な変動として、未収入金が8.3億円増加し、現金及び預金が7.34億円、受取手形及び売掛金が4.66億円減少しました。負債は164.19億円（前期末比4.0%減）となり、純資産は149.84億円（前期末比3.8%増）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6.46億円の収入（前年同期比68.2%減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは2.52億円の支出（前年同期は7,500万円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは11.33億円の支出（前年同期は6.43億円の支出）となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は175.46億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期の通期連結業績予想について、売上高183.9億円（前期比27.7%減）、営業利益28.4億円（前期比18.3%増）、親会社株主に帰属する当期純利益18.5億円（前期比36.9%増）を見込んでいます。直近の各国の関税政策及び為替変動が事業運営に与える影響については引き続き注視するとしています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年9月期の期末配当予想は0円となっています。
注意事項
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