2025年３月期 決算短信の要約
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飯田グループホールディングスは当期、売上収益1兆4,596億円（前期比1.4％増）、営業利益804億円（同36.0％増）と増収増益を達成。戸建分譲事業は微減も、マンション分譲事業が21.3％増と好調。次期は売上高1兆5,780億円（同8.1％増）、営業利益853億円（同6.0％増）を予想し、引き続き成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
飯田グループホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、一建設グループ、飯田産業グループ、東栄住宅グループ、タクトホームグループ、アーネストワングループ、アイディホームです。各グループは主に戸建分譲事業、マンション分譲事業、請負工事事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上収益は1兆4,596億3,900万円（前期比1.4％増）、営業利益は804億5,200万円（前期比36.0％増）、税引前利益は743億1,500万円（前期比33.5％増）、親会社の所有者に帰属する当期利益は506億9,700万円（前期比36.3％増）となりました。戸建分譲事業の売上収益は微減したものの、マンション分譲事業や請負工事事業が増収となり、全体として増収増益を達成しています。
貸借対照表の変化
資産合計は1兆8,538億3,000万円（前期比2.4％増）となりました。主な変動として、現金及び預金が671億6,200万円増加し、棚卸資産が269億8,400万円減少しました。負債合計は8,718億4,400万円（前期比3.9％増）となり、社債及び借入金が387億7,100万円増加しました。資本合計は9,819億8,600万円（前期比1.0％増）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは922億5,200万円の獲得（前期は164億4,900万円の使用）となりました。主な要因は税引前利益743億1,500万円、棚卸資産の減少272億9,300万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは386億2,000万円の使用（前期比117.1％増）となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは110億4,400万円の使用（前期は273億5,500万円の獲得）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績見通しは、売上収益1兆5,780億円（前期比8.1％増）、営業利益853億円（前期比6.0％増）、税引前利益770億円（前期比3.6％増）、親会社の所有者に帰属する当期利益510億円（前期比0.6％増）を予想しています。引き続き増収増益を見込んでいますが、利益の伸び率は当期と比べて鈍化する見通しです。
株主還元
当期の年間配当金は1株当たり90円（前期と同額）となりました。次期の配当予想も1株当たり90円（中間45円、期末45円）を予定しています。配当性向は当期49.7％、次期予想49.4％となっています。
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