(株)フージャースホールディングスの決算情報

フージャースホールディングスの主な事業セグメントは、不動産開発事業、CCRC事業、不動産投資事業、不動産関連サービス事業です。これらのセグメントで、マンション・戸建住宅の開発・販売、シニア向け住宅事業、不動産投資、マンション管理やスポーツクラブ運営などを行っています。

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高458.66億円(前年同期比6.5%増)、営業利益32.52億円(同37.5%増)、経常利益24.93億円(同38.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益12.51億円(同22.9%増)となりました。不動産開発事業では「ミッドタワーいわき」などの引渡により増収増益、不動産投資事業も大幅な増収増益となりました。一方、CCRC事業は減収減益となっています。

当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,777.7億円(前期末比8.1%増)、負債は1,322.07億円(同12.5%増)、純資産は455.63億円(同2.8%減)となりました。仕掛販売用不動産が220.28億円増加し、借入金も増加しています。自己資本比率は21.2%と前期末の23.6%から低下しています。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比26.15億円減少し280.94億円となっています。一方で、短期借入金が57.41億円、長期借入金が153.84億円それぞれ増加しており、事業拡大に向けた資金調達が行われたと推測されます。

2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高970億円(前期比12.2%増)、営業利益94億円(同5.1%増)、経常利益80億円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益51億円(同6.1%増)を見込んでいます。第3四半期までの進捗は順調で、予想に変更はありません。

2025年3月期の1株当たり年間配当金は58円(前期実績55円)を予定しています。第2四半期末に29円の配当が実施され、期末配当も29円を予定しています。