2024年12月期 決算短信の要約
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株式会社JPMCの2024年12月期連結業績は、売上高589.87億円（前期比2.8％増）、営業利益27.22億円（同5.7％増）と増収増益を達成しました。主力のプロパティマネジメント事業が堅調に推移し、全ての売上区分で増収となりました。自己資本比率は49.8％に上昇し、財務基盤も強化されています。2025年12月期は減益予想ですが、主力事業の収益性向上に注力し、増配も予定しています。
主な事業セグメント
株式会社JPMCは、賃貸住宅（マンション・アパート）の経営代行事業を主な事業としています。プロパティマネジメント事業及びその付随業務の単一セグメントで事業を展開しており、運用戸数の拡大とグループ一体となった収益性強化を基本戦略としています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高589.87億円（前期比2.8％増）、営業利益27.22億円（同5.7％増）、経常利益27.27億円（同5.5％増）、親会社株主に帰属する当期純利益18.31億円（同0.8％増）となりました。プロパティマネジメント収入は537.78億円（前期比1.4％増）、ＰＭ付帯事業収入は25.93億円（同2.0％増）、その他の収入は26.16億円（同47.0％増）と、全ての区分で増収となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.83億円増加し187.35億円となりました。主な要因は現金及び預金の6.56億円増加です。負債は前期末比1.08億円減少し94億円となりました。純資産は前期末比6.91億円増加し93.34億円となりました。自己資本比率は49.8％と前期末の47.6％から2.2ポイント上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは29.5億円の収入（前期は20.04億円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは4.28億円の支出（前期は9.32億円の支出）となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは18.66億円の支出（前期は15.96億円の支出）となりました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比6.56億円増加し75.05億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高600億円（前期比1.7％増）、営業利益25.5億円（同6.3％減）、経常利益25.5億円（同6.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益16.9億円（同7.7％減）を見込んでいます。基幹システムの全面刷新に伴う一過性の費用発生や、2024年に計上した販売用不動産の売却益の反動減の影響等により減益を予想していますが、主要事業であるプロパティマネジメント事業及びその付帯事業については、引き続きストックの良質化に注力し収益性を高める方針です。
株主還元
2024年12月期の1株当たり配当金は55円（中間配当27.5円、期末配当27.5円）となりました。2025年12月期の配当予想は1株当たり58円（中間配当29円、期末配当29円）と、3円の増配を予定しています。
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