2024年12月期 決算短信の要約
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株式会社グランディーズの2024年12月期決算は、売上高が減少したものの、不動産販売事業の好調により利益が大幅に増加しました。売上高42.26億円（前年同期比8.1％減）、営業利益4.82億円（同281.3％増）、経常利益4.66億円（同280.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益2.51億円（同40.5％増）となりました。
主な事業セグメント
株式会社グランディーズは、不動産販売事業と建築請負事業を主な事業セグメントとしています。不動産販売事業では建売住宅や投資用不動産の販売を行い、建築請負事業では注文住宅の受注・建築を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は42.26億円（前年同期比8.1％減）となりました。一方で、営業利益は4.82億円（同281.3％増）、経常利益は4.66億円（同280.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は2.51億円（同40.5％増）と大幅に増加しました。不動産販売事業では大型の投資用不動産（簡易宿泊所）の売却により増益となりましたが、建築請負事業では拠点の統廃合等により減収減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比10.7％増の45.25億円となりました。主な要因は現金及び預金の4.38億円増加です。負債は前期末比13.3％減の17.54億円となり、主に長期借入金が1.42億円減少しました。純資産は前期末比34.3％増の27.71億円となり、自己資本比率は61.2％（前期末50.5％）に上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.76億円の獲得（前期は2.21億円の使用）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1,700万円の使用（前期は1.25億円の獲得）となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは2.79億円の獲得（前期は3.77億円の使用）となり、主に新株予約権の行使による株式発行収入5.08億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高48億円（前期比13.6％増）、営業利益2.5億円（同48.2％減）、経常利益2.4億円（同48.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益1.8億円（同28.3％減）を見込んでいます。投資用不動産事業の強化と関東エリアでの事業展開の促進を行う一方で、建設コスト増加や住宅ローン金利上昇の影響を考慮した予想となっています。
株主還元
2024年12月期の1株当たり配当金は20円（前期比5円増）、配当金総額は8,200万円（前期比3,000万円増）となりました。2025年12月期の1株当たり配当金予想は15円（5円減）となっています。
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