2025年１月期決算短信の要約
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株式会社コーセーアールイーの2025年1月期連結業績は、資産運用型マンション販売事業の減少により売上高76.48億円（前期比24.7%減）、営業利益3.21億円（同80.1%減）と大幅な減収減益となりました。一方で、物流倉庫取得や開発の進捗により総資産は16.0%増加し、2026年1月期は増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社コーセーアールイーの主な事業セグメントは、ファミリーマンション販売事業、資産運用型マンション販売事業、不動産賃貸管理事業、ビルメンテナンス事業です。ファミリーマンションと資産運用型マンションの企画・販売が中心となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年1月期の連結業績は、売上高76.48億円（前期比24.7%減）、営業利益3.21億円（同80.1%減）、経常利益5.01億円（同72.6%減）、親会社株主に帰属する当期純利益3.41億円（同73.0%減）と大幅な減収減益となりました。資産運用型マンション販売事業の売上高が前期比64.0%減少したことが主な要因です。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比16.0%増の170.21億円となりました。これは主に、物流倉庫取得により土地が8.52億円増加し、開発の進捗に伴い販売用不動産が16.27億円増加したためです。負債は前期末比54.0%増の67.55億円となり、プロジェクトの進捗や物流倉庫取得に伴い長期借入金が25.99億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは11.36億円の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益5.01億円を計上したものの、棚卸資産の増加額が16.92億円となったためです。投資活動によるキャッシュ・フローは8.42億円の支出となり、主に固定資産の取得による支出8.58億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは17.18億円の収入となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年1月期の連結業績予想は、売上高103.1億円（前期比34.8%増）、営業利益5.07億円（同57.5%増）、経常利益5.84億円（同16.5%増）、親会社株主に帰属する当期純利益3.8億円（同11.4%増）と増収増益を見込んでいます。ファミリーマンション及び資産運用型マンションの開発・販売を進め、事業効率の高い新規プロジェクトの確保に努める方針です。
株主還元
2025年1月期の期末配当は1株当たり24円（前期36円）を予定しています。配当性向は71.5%（前期29.0%）となります。2026年1月期の配当予想も1株当たり24円（配当性向64.1%）を予定しており、継続的かつ安定的な配当の実施を目指しています。
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