2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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セントラル総合開発株式会社の第3四半期業績は、不動産販売事業の売上高減少により大幅に悪化しました。売上高は前年同期比46.6％減の85.3億円、営業損失15.16億円を計上。総資産は事業用地の仕入れ等により31.6%増加し、借入金も大幅に増加。通期予想は第4四半期での大幅な業績回復を見込んでいますが、達成には課題があると考えられます。
主な事業セグメント
セントラル総合開発株式会社の主な事業セグメントは、不動産販売事業と不動産賃貸・管理事業です。不動産販売事業では新築分譲マンションの開発・販売を行い、不動産賃貸・管理事業ではビル賃貸、マンション管理、ビル管理などを手がけています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が85.3億円(前年同期比46.6％減)、営業損失15.16億円(前年同期は1.72億円の利益)、経常損失18.85億円(前年同期は7,400万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失13.32億円(前年同期は7,500万円の損失)となりました。不動産販売事業の売上高減少が主な要因で、業績が大幅に悪化しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比31.6%増の481.47億円となりました。これは主に不動産販売事業関連で事業用地の仕入れ等が進捗し、棚卸資産が増加したことによります。負債は前期末比48.9%増の396.71億円となり、主に借入金が増加しました。純資産は前期末比14.8%減の84.75億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フローの詳細な記載はありませんが、総資産の増加に伴い借入金が大幅に増加していることから、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナス、投資活動によるキャッシュ・フローもマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは大幅なプラスとなっていると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高370億円(前期比15.9%増)、営業利益16.5億円(同3.3%減)、経常利益11.5億円(同15.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7.5億円(同17.1%減)を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえると、第4四半期に大幅な業績回復を見込んでいることが分かります。
株主還元
配当については、前期は年間18円の配当が実施されました。当期の配当予想は年間18円(期末18円)と前期と同額の配当を予定しています。
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