令和７年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社トーア紡コーポレーションの当第1四半期は、売上高が微増、営業利益が増加しましたが、経常利益は減少し、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しました。税制改正の影響で法人税等が増加し、純損失となりましたが、通期では増収増益を見込んでいます。事業セグメント別では、衣料事業が減収減益となった一方、エレクトロニクス事業とファインケミカル事業が増収増益となりました。
主な事業セグメント
株式会社トーア紡コーポレーションの主な事業セグメントは、衣料事業、インテリア産業資材事業、エレクトロニクス事業、ファインケミカル事業、不動産事業です。衣料事業では衣料用素材の製造・販売、インテリア産業資材事業では自動車用内装材等の製造・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の売上高は43.66億円(前年同期比0.3%増)、営業利益は2.09億円(同19.4%増)となりました。経常利益は1.91億円(同4.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は300万円(前年同期は1.16億円の利益)となりました。衣料事業は減収減益、インテリア産業資材事業は増収減益、エレクトロニクス事業とファインケミカル事業は増収増益となりました。令和7年度の税制改正に伴う繰延税金負債の計上により、法人税等合計が増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.56億円増の353.98億円となりました。主な要因は電子記録債権等の増加です。負債は前期末比6.45億円増の220.6億円となりました。主な要因は短期借入金の減少と長期借入金の増加です。純資産は前期末比8,900万円減の133.38億円となりました。主な要因はその他有価証券評価差額金の増加と利益剰余金および為替換算調整勘定等の減少です。
キャッシュフローの変化
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は1.08億円(前年同期8,700万円)、のれんの償却額は100万円(前年同期100万円)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
令和7年12月期の通期連結業績予想は、売上高195億円(前期比5.9%増)、営業利益8億円(同16.4%増)、経常利益7.3億円(同14.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億円(同37.4%減)を見込んでいます。直近に公表された業績予想からの修正はありません。
株主還元
令和7年12月期の年間配当金予想は14円(前期実績13円)となっています。第2四半期末配当は0円、期末配当は14円を予定しています。
注意事項
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