2025年３月期決算短信の要約
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綿半グループは、小売・建設・貿易事業を展開し、当期は建設事業の好調と小売事業の収益性向上により増収増益を達成しました。売上高1,335億9,400万円(前期比4.3％増)、営業利益35億100万円(同24.0％増)と大幅な成長を遂げ、次期も継続的な成長を見込んでいます。地域に根ざした事業展開と環境配慮型の取り組みを推進し、さらなる企業価値向上を目指しています。
主な事業セグメント
綿半グループは、小売事業（スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販等）、建設事業（木造建築、鐵構、屋根外装改修、自走式立体駐車場等）、貿易事業（医薬品原料、化成品原料等の輸入・販売等）を主な事業セグメントとしています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、建設事業が順調に推移し、小売事業の収益性が向上したことにより、売上高は1,335億9,400万円(前期比4.3％増）、営業利益は35億100万円(同24.0％増)、経常利益は38億1,200万円(同17.8％増)、親会社株主に帰属する当期純利益は20億7,700万円(同12.0％増)となりました。小売事業では新店と店舗改装による収益性改善や物流コスト削減、建設事業では屋根リニューアル分野が好調に推移しました。
貸借対照表の変化
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1億6,400万円増加し、794億3,400万円(前期末比0.2％増)となりました。負債は2億8,700万円減少し561億9,300万円(同0.5％減)、純資産は4億5,100万円増加し232億4,000万円(同2.0％増)となりました。主な変動要因として、商品及び製品が17億9,100万円増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が15億6,300万円減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは28億7,700万円の支出(前期は124億6,700万円の収入)となりました。主な要因は仕入債務の減少61億6,500万円、未払消費税等の減少14億6,700万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは18億2,800万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは48億6,000万円の収入となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比1億5,300万円増加し、38億4,000万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,390億円(前期比4.0％増)、営業利益38億4,000万円(同9.7％増)、経常利益40億円（同4.9％増）、親会社株主に帰属する当期純利益23億円（同10.7％増）を見込んでいます。小売事業では地域特性を活かした店舗づくりや流通網の拡大、建設事業では木材の一貫生産体制の活用、貿易事業では健康に優しい自然派オーガニック商品の開発に注力する方針です。
株主還元
2025年3月期の期末配当は1株当たり29円00銭（普通配当24円00銭、上場10周年記念配当5円00銭）となり、配当金総額は5億6,100万円となりました。2026年3月期の配当予想は1株当たり30円00銭となっています。
注意事項
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