2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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シュッピン株式会社の第3四半期累計期間は、カメラ事業を中心に売上高が8.6%増の396.16億円、営業利益が3.1%増の26.53億円と堅調に推移しました。しかし、基幹システム開発計画変更による特別損失計上により四半期純利益は14.8%減となりました。通期では売上高15.9%増、営業利益15.3%増を予想し、配当も増配を計画するなど、今後の更なる成長が期待されています。
主な事業セグメント
シュッピン株式会社の主な事業セグメントは、カメラ事業、時計事業、筆記具事業、自転車事業です。カメラ事業が主軸となっており、インターネットを通じて新品と中古品の取引を行うマーケットを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期累計期間の売上高は396.16億円（前年同期比8.6%増）、営業利益は26.53億円（同3.1%増）、経常利益は26.34億円（同2.3%増）となりました。一方、四半期純利益は15.14億円（同14.8%減）となりました。カメラ事業が堅調に推移し、新規会員数も増加しました。しかし、基幹システム開発計画の変更による特別損失3.86億円の計上が四半期純利益減少の主因となっています。
貸借対照表の変化
総資産は192.75億円（前期末比20.0%増）となりました。主な増加要因は、商品の20.25億円増加と現金及び預金の5.56億円増加です。負債は96.24億円（同23.4%増）となり、主に買掛金の9.24億円増加と借入金の15.02億円増加によるものです。純資産は96.5億円（同16.7%増）となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比5.56億円増加し18.78億円となりました。また、営業活動や投資活動の詳細は不明ですが、財務活動では借入金が増加しています。減価償却費は1.46億円（前年同期比11.3%増）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高566.17億円（前期比15.9%増）、営業利益38.54億円（同15.3%増）、経常利益38.24億円（同14.4%増）、当期純利益26.39億円（同13.6%増）を見込んでいます。第3四半期累計期間の実績に対して、第4四半期では更なる業績向上が期待されています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は、期末40円（前期実績36円）を予定しています。これにより、年間配当金は前期比4円増の40円となる見込みです。
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