2026年２月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社ありがとうサービスの2026年2月期第1四半期は、売上高27.11億円（前年同期比3.2%増）と増収となりましたが、利益面では減益となりました。リユース事業での新規出店準備や地方創生事業での原材料費上昇などが影響し、営業利益は2.09億円（同21.3%減）となっています。通期業績予想は据え置かれ、増収横ばい利益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社ありがとうサービスの主な事業セグメントは、リユース事業、フードサービス事業、地方創生事業の3つです。リユース事業ではハードオフやブックオフを展開し、フードサービス事業ではモスバーガーなどを運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が27.11億円（前年同期比3.2%増）となりました。一方で、営業利益は2.09億円（同21.3%減）、経常利益は2.34億円（同18.0%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.43億円（同21.6%減）と減益となりました。リユース事業では新規出店準備のための先行投資を行い、フードサービス事業では経営資源を投入する業態の絞り込みを実施しました。地方創生事業では原材料費・光熱費の上昇により厳しい事業環境が続いています。
貸借対照表の変化
当第1四半期連結会計期間末の総資産は61億円（前期末比2.0%減）となりました。主な変動として、流動資産が1.84億円減少し、固定資産が6,000万円増加しました。負債は28.21億円（同4.4%減）となり、純資産は32.79億円（同0.2%増）となりました。自己資本比率は49.3%（前期末48.3%）と1.0ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が2.83億円減少し14.5億円となりました。一方で、有形固定資産が4,100万円増加しており、設備投資が行われたことが推測されます。また、長期借入金が1.18億円増加し、資金調達が行われたことがわかります。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の通期連結業績予想は、売上高107億円（前期比0.8%増）、営業利益8.8億円（同0.0%）、経常利益9.54億円（同0.0%）、親会社株主に帰属する当期純利益5.04億円（同0.0%）と据え置かれています。前期と比較して増収横ばい利益を見込んでいます。
株主還元
2026年2月期の1株当たり配当金予想は、期末配当135円（前期実績135円）となっています。年間配当金は前期と同額の135円が予定されています。
注意事項
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