2025年11月期 第１四半期決算短信の要約
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ラクト・ジャパンの2025年11月期第1四半期は、売上高459億8,400万円(前年同期比15.8％増)、経常利益15億9,800万円(同43.3％増)と大幅な増収増益を達成しました。乳原料・チーズ部門やアジア事業の好調、高付加価値商品の販売拡大が業績を牽引し、通期予想に対して順調なスタートを切っています。
主な事業セグメント
ラクト・ジャパンは、乳原料・チーズ部門、食肉食材部門、機能性食品原料部門、アジア事業を主な事業セグメントとしています。乳製品や食肉の輸入販売、機能性食品原料の販売、アジアでの乳原料販売やチーズ製造販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年11月期第1四半期の連結業績は、売上高が459億8,400万円(前年同期比15.8％増)、営業利益16億7,200万円(同33.6％増)、経常利益15億9,800万円(同43.3％増)、親会社株主に帰属する四半期純利益12億200万円(同46.7％増)と大幅な増収増益となりました。脂肪系乳原料や高たんぱく原料の販売数量増加、アジア・チーズ製造販売部門の利益率改善が寄与し、計画を上回る結果となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比25億7,500万円増の840億1,000万円となりました。主な変動は、商品及び製品が23億5,900万円増加、短期借入金が54億7,100万円増加、買掛金が13億8,800万円減少、長期借入金が10億2,300万円減少しました。自己資本比率は33.3％と前期末から0.5ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、運転資本の増加に伴い短期借入金が54億7,100万円増加しています。一方で、買掛金の減少や長期借入金の返済などにより、資金需要が高まっていることが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年11月期の通期連結業績予想は、売上高1,800億円(前期比5.3％増)、経常利益46億円(同6.5％増)、親会社株主に帰属する当期純利益33億円(同4.9％増)を見込んでいます。第1四半期の好調な業績にもかかわらず、期初予想を据え置いており、慎重な見通しを示しています。
株主還元
2025年11月期の配当予想は、中間配当50円、期末配当50円の年間100円を予定しています。前期実績の年間80円から25％増配の計画となっています。
注意事項
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