2025年6月期第2四半期(中間期)決算短信の要約
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株式会社マーケットエンタープライズの2025年6月期中間決算は、売上高114.75億円(前年同期比34.6%増)、営業利益2.49億円と大幅な増収増益を達成しました。特にモバイル通信事業が71.5%増と大きく成長し、全セグメントで黒字化を実現。通期予想も売上高230億円、営業利益7億円と更なる成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社マーケットエンタープライズは、「ネット型リユース事業」「メディア事業」「モバイル通信事業」の3つの主要セグメントで事業を展開しています。ネット型リユース事業では、インターネットを通じたリユース品の買取・販売サービスを提供し、メディア事業では消費者向け情報メディアを運営、モバイル通信事業では低価格の通信サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は114.75億円(前年同期比34.6%増)、営業利益は2.49億円(前年同期は4,100万円の損失)と大幅に改善しました。経常利益は3.13億円(前年同期は2.82億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益は1.53億円(前年同期は6.27億円の損失)となり、全ての利益指標で黒字転換を達成しました。特にモバイル通信事業の売上高が71.5%増と大きく伸長し、全体の業績向上に貢献しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比5.8%増の56.52億円となりました。主な要因は売掛金の増加(1.71億円)とデリバティブ債権の増加(1.36億円)です。負債は2.3%増の41.31億円、純資産は16.4%増の15.2億円となりました。自己資本比率は18.2%と、前連結会計年度末の16.5%から改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは7,800万円の収入(前年同期は4.69億円の支出)となり、大幅に改善しました。投資活動によるキャッシュ・フローは6,600万円の支出(前年同期は2.04億円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは7,200万円の支出(前年同期は5.49億円の収入)となりました。結果として、現金及び現金同等物の中間期末残高は14.24億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高230億円(前期比21.0%増)、営業利益7億円(前期比134.3%増)、経常利益6.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益3.3億円を見込んでいます。ネット型リユース事業とモバイル通信事業の好調が継続すると予想されており、メディア事業は前年並みの業績を見込んでいます。
株主還元
配当に関しては、2024年6月期、2025年6月期ともに期末配当金は0円となっており、現時点で配当の予定はありません。
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