2025年３月期 決算短信の要約
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シンデン・ハイテックス株式会社の2025年3月期決算は、売上高437億4,500万円（前年同期比3.5％増）、経常利益9億2,900万円（同86.2％増）と増収増益となりました。半導体製品とディスプレイ分野の伸長、販管費圧縮が寄与し、自己資本比率も44.5％に改善。2026年3月期も増収増益を予想し、配当増額も計画されています。
主な事業セグメント
シンデン・ハイテックス株式会社は、半導体製品、ディスプレイ、システム製品、バッテリ＆電力機器などの電子部品や電子機器の販売を主な事業としています。日本国内と海外に営業拠点を設け、グローバルに事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は437億4,500万円（前年同期比3.5％増）、営業利益は14億円（前年同期比18.2％増）、経常利益は9億2,900万円（前年同期比86.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は6億4,200万円（前年同期比119.7％増）となりました。半導体製品分野とディスプレイ分野の伸長が売上高増加に寄与し、販売費及び一般管理費の圧縮により利益が増加しました。
貸借対照表の変化
総資産は166億3,600万円（前年同期比10.5％減）となり、主に商品の減少によるものです。負債は92億3,100万円（前年同期比19.7％減）で、有利子負債の減少が主因です。純資産は74億400万円（前年同期比4.6％増）となりました。自己資本比率は44.5％（前年同期比6.4ポイント増）に改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは30億6,800万円の増加（前年同期は10億3,300万円の増加）となり、主に税金等調整前当期純利益と棚卸資産の減少によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは3,900万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは24億6,200万円の減少となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は65億7,600万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高462億円（前年同期比5.6％増）、営業利益16億円（同14.2％増）、経常利益12億円（同29.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益8億円（同24.5％増）を見込んでいます。半導体製品分野は減少を予想していますが、システム製品分野の回復やバッテリ＆電力機器分野の新規ビジネス立ち上がりにより、全体として増収増益を見込んでいます。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は125円（前期比65円増）、配当金総額は2億3,500万円となりました。2026年3月期の1株当たり配当金予想は130円で、さらなる増配が予定されています。
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