2025年３月期 決算短信の要約
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サイボー株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高102.97億円(前期比9.8%減)、営業利益8.06億円(同18.4%減)、経常利益12.47億円(同12.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益8.59億円(同9.1%減)となりました。繊維事業の減収減益が影響しましたが、不動産活用事業は安定収益を維持し、ゴルフ練習場事業も増収増益となりました。
主な事業セグメント
サイボー株式会社の主な事業セグメントは、繊維事業、不動産活用事業、ゴルフ練習場事業です。繊維事業では繊維品の製造販売、不動産活用事業では商業施設等の賃貸、ゴルフ練習場事業ではゴルフ練習場の運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が102.97億円(前期比9.8%減)、営業利益が8.06億円(同18.4%減)、経常利益が12.47億円(同12.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益が8.59億円(同9.1%減)となりました。繊維事業では原材料高騰や円安の影響を受けましたが、不動産活用事業は安定した賃貸収入を維持しています。ゴルフ練習場事業も増収増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比3.6%減の419.47億円となりました。主な要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の52.2%減、商品及び製品の29.9%減です。負債は前期末比9.0%減の218.16億円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の68.1%減、短期借入金の全額返済です。純資産は前期末比2.9%増の201.31億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは23.71億円の収入(前期比4.6%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6.27億円の支出(前期比278.2%増)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは14.82億円の支出(前期比8.1%増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は36.82億円(前期末比7.6%増)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高102.54億円(前期比0.4%減)、営業利益10.78億円(同33.7%増)、経常利益12.3億円(同1.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益8.01億円(同6.8%減)を見込んでいます。繊維事業でユニフォームやマテリアル品の受注増加を見込む一方、持分法による投資利益の減少やフロリア株式会社栃木工場の解体費用等の計上により減益を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり16円(中間8円、期末8円)で、配当金総額は2.07億円となりました。2026年3月期も年間16円(中間8円、期末8円)の配当を予定しています。
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