2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比3.8%増の1,289億円、営業利益が20.6%増の189億円と増収増益を達成しました。百貨店業を中心に高額消費・インバウンド需要が牽引し、通期業績予想も上方修正されています。一方、純利益は前期実績を下回る通期見通しとなっており、株式分割も実施予定です。
主な事業セグメント
三越伊勢丹ホールディングスの主な事業セグメントは、百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業、その他(スーパーマーケット、旅行業、メディア業等)の4つです。百貨店業が売上・利益の中核を担っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期(2026年4月〜6月)の連結業績は増収増益となりました。売上高は前年同期比3.8%増の1,289億円、営業利益は20.6%増の189億円、経常利益は16.7%増の199億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は18.5%増の223億円と、利益の伸びが売上を大きく上回っています。百貨店業では高額購買顧客や訪日外国人需要が堅調で、不動産業も売上高が40.8%増と大幅に拡大しました。一方、その他セグメントの営業利益は前年同期比86.3%減と大幅に落ち込んでいる点は懸念材料です。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比3.6%減の1兆1,739億円となりました。投資有価証券が連結子会社による株式売却により前期末比49.1%減の564億円と大幅に減少しました。純資産も前期末比3.4%減の5,988億円となり、為替換算調整勘定の減少や配当金支払いが影響しています。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細な比較は開示されていません。なお、減価償却費は前年同期の61億円に対し、当期は60億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の連結業績予想は、前回予想から上方修正されました。売上高は前回比0.4%増の5,620億円(前期比3.0%増)、営業利益は3.1%増の840億円(前期比5.0%増)、経常利益は3.8%増の830億円(前期比4.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2.4%増の630億円(前期比17.2%減)が見込まれています。純利益が前期実績761億円を下回る見通しである点は注意が必要です。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり70円(中間30円・期末40円)でした。2027年3月期は2026年10月1日付で1株につき2株の株式分割が実施される予定で、分割前ベースで中間40円・期末40円が予定されています。分割を考慮しない場合の年間配当金は80円となり、前期比10円の増配予定です。
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