(株)ジェリービーンズグループの決算情報

株式会社ジェリービーンズグループの主な事業セグメントは、小売事業、EC事業、その他事業です。小売事業は直営店舗での婦人靴販売、EC事業はオンラインでの販売、その他事業には美術品や雑貨の販売、インバウンド関連事業、新規の卸売等が含まれます。

当第1四半期連結累計期間の売上高は2.28億円(前年同期比5.2%減)、営業損失1.11億円(前年同期は1.23億円の損失)となりました。小売事業の売上高は6,500万円(20.1%減)、EC事業は9,600万円(37.9%減)でした。一方、その他事業は6,500万円(2,083.8%増)と大幅に伸長しています。全体として減収ながら、損失幅は縮小傾向にあります。

当第1四半期末の総資産は13.18億円(前期末比6.89億円増)となりました。主な増加要因は、現金及び預金の3,500万円増、受取手形及び売掛金の9,300万円増、商品及び製品の1.72億円増、前渡金の2.08億円増、のれんの1.35億円増です。純資産は7.85億円(5.79億円増)となり、自己資本比率は58.3%(前期末27.1%)に改善しました。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比3,500万円増加し3億円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純損失1.16億円の計上や棚卸資産の増加などにより、マイナスとなった可能性があります。一方、財務活動によるキャッシュ・フローは、新株予約権の行使による資金調達などにより、プラスとなったと推測されます。

2026年1月期の通期連結業績予想は、売上高12.01億円(前期比44.5%増)、営業損失3.45億円、経常損失3.48億円、親会社株主に帰属する当期純損失3.54億円となっています。前期からの大幅な増収を見込む一方で、損失計上の継続を予想しています。なお、この予想に変更はありません。

配当に関する具体的な記載はありませんが、業績の状況を考慮すると、当面は無配が継続される可能性が高いと推測されます。