2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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ヒラキ株式会社の第3四半期決算は、通信販売事業の不振により減収となったものの、店舗販売事業の好調と経費削減により増益を達成しました。売上高99億2,500万円（前年同期比2.8％減）、営業利益1億2,700万円（同51.9％増）と、収益性が大幅に改善しています。通期予想は据え置かれ、配当維持の方針が示されています。
主な事業セグメント
ヒラキ株式会社の主な事業セグメントは、通信販売事業、店舗販売事業、卸販売事業です。通信販売事業では靴・衣料・雑貨を販売し、店舗販売事業では直営店舗で商品を販売しています。卸販売事業では主に靴を卸売りしています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は99億2,500万円（前年同期比2.8％減）となりました。通信販売事業の売上減少が主因です。一方、利益面では店舗販売事業が堅調に推移し、販管費削減も奏功しました。その結果、営業利益は1億2,700万円（前年同期比51.9％増）、経常利益は1億3,600万円（同41.3％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,700万円（同56.8％増）と大幅増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比2.0％増の165億9,500万円となりました。主な変動は、現金及び預金の8億7,300万円増加、売掛金の3億3,500万円減少、商品の1億4,700万円減少です。負債は前期末比3.7％増の92億3,600万円となり、主に長期借入金が3億1,900万円増加しました。純資産は前期末比ほぼ横ばいの73億5,800万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5億7,700万円の収入（前年同期比62.6％減）となりました。主な要因は売上債権の減少3億3,600万円、減価償却費2億1,600万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは13億1,900万円の支出（同41.7％増）となり、主に定期預金の預入による支出32億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは4億1,600万円の収入（同73.9％増）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、売上高139億円（前期比4.4％増）、営業利益1億5,000万円、経常利益1億5,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益1億円を見込んでいます。第3四半期時点で業績予想の修正はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり20円（中間配当10円、期末配当10円）を予定しています。前期と同額の配当維持が見込まれています。
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