2025年3月期 決算短信の要約
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株式会社セキュアヴェイルの2025年3月期決算は、売上高11.49億円（前期比4.6％増）、営業利益3,500万円と黒字転換を達成しました。情報セキュリティ事業と人材サービス事業の両セグメントで増収となり、特に人材サービス事業が23.0％増と大きく成長しています。次期は更なる成長を見込み、売上高13.2億円、営業利益1.09億円を予想しています。
主な事業セグメント
株式会社セキュアヴェイルは、マネージド・セキュリティ・サポート・プロバイダーとして、情報セキュリティ事業と人材サービス事業を展開しています。主力の情報セキュリティ事業では、顧客のシステムセキュリティを確保し、安全なサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当期の経営成績は、売上高が11.49億円（前年同期比4.6％増）となりました。営業利益は3,500万円（前年同期は3,200万円の損失）、経常利益は3,700万円（前年同期は3,800万円の損失）と黒字転換しました。親会社株主に帰属する当期純利益は4,200万円（前年同期比81.3％減）となりました。情報セキュリティ事業の売上高は9.39億円（前年同期比1.2％増）、人材サービス事業は2.09億円（前年同期比23.0％増）でした。
貸借対照表の変化
資産合計は15.52億円（前期末比4.7％増）となりました。主な変動として、現金及び預金が8,800万円減少し、売掛金が5,000万円、投資有価証券が5,700万円増加しました。負債合計は3.66億円（前期末比8.6％増）となり、前受金が1.5億円増加しました。純資産は11.86億円（前期末比3.6％増）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2,000万円の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益3,600万円、売上債権の増加5,000万円、前受金の増加1.5億円、法人税等の支払1.2億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは6,600万円の支出となり、主に投資有価証券の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは200万円の支出でした。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高13.2億円（前期比14.9％増）、営業利益1.09億円（前期比210.8％増）、経常利益1.09億円（前期比192.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益7,500万円（前期比76.9％増）を見込んでいます。重点施策としてパートナーとの連携強化によるアップセルや新規顧客の獲得、セキュリティ運用基盤の機能強化やクラウドサービス化、サービスラインナップの増強などを実施し、収益拡大に取り組む予定です。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は2円（配当性向35.9％）を予定しています。2026年3月期の配当予想は1株当たり5円（予想配当性向50.8％）となっています。
注意事項
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