2025年３月期 決算短信の要約
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クリエイト株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高365.5億円(前年同期比1.9%増)、営業利益7.58億円(同83.5%増)と増収増益となりました。主力の管工機材セグメントが増収となり、施工関連セグメントの損失縮小も寄与しました。自己資本比率は30.7%に改善し、次期も増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
クリエイト株式会社の主な事業セグメントは、管工機材、施工関連、物流関連です。管工機材セグメントでは、管材類の仕入・販売を行っています。施工関連では電気、土木及び管工事の請負等を、物流関連では管工機材の運送を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高365.5億円(前年同期比1.9%増)、営業利益7.58億円(同83.5%増)、経常利益7.44億円(同81.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.86億円(同239.4%増)となりました。管工機材セグメントの売上高は2.6%増加しましたが、セグメント利益は19.6%減少しました。一方、施工関連セグメントは受注額減少により売上高が64.8%減少しましたが、損失幅は縮小しました。物流関連セグメントは増収増益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期比3.84億円増の173.65億円となりました。主な要因は、受取手形及び売掛金の4.48億円増加、商品及び製品の1.18億円増加です。負債合計は2,500万円減の120.4億円となりました。純資産は4.1億円増の53.25億円となり、自己資本比率は30.7%に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9.02億円の収入(前年同期比8.97億円増)となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益7.44億円、売上債権の減少額19.86億円等です。投資活動によるキャッシュ・フローは6,500万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは7.93億円の支出となり、主に長期借入金の返済5.89億円、配当金の支払1.24億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高376億円(前年同期比2.9%増)、営業利益8.5億円(同12.0%増)、経常利益8.1億円(同8.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5.1億円(同4.8%増)を見込んでいます。中期経営計画"Vision 110"の2年目として、高付加価値製品の開発・拡販、プレハブ加工等の省施工化ニーズへの対応、環境配慮型製品の展開、デジタル技術活用による業務効率化を推進する予定です。
株主還元
当期の配当金は1株当たり年間38円(前期比12円増)となりました。次期の配当予想は1株当たり年間40円(中間14円、期末26円)を予定しています。
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