2025年5月期第3四半期決算短信の要約
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株式会社パシフィックネットの2025年5月期第3四半期決算は、全セグメントで増収を達成し、売上高は前年同期比17.8%増の58.12億円、営業利益は31.0%増の5.28億円と過去最高を記録しました。ITサブスクリプション事業の拡大やITAD事業の収益性向上が業績を牽引し、通期予想も増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社パシフィックネットは、ITサブスクリプション事業、ITAD事業、コミュニケーション・デバイス事業を主な事業セグメントとしています。IT機器のサブスクリプションサービスや使用済みIT機器の適正処理、イヤホンガイド関連サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、全セグメントで増収を達成し、売上高は前年同期比17.8%増の58.12億円となりました。営業利益は前年同期比31.0%増の5.28億円と、第3四半期連結会計期間として過去最高を記録しました。ITサブスクリプション事業は18.5%増収、ITAD事業は18.2%増収39.4%増益、コミュニケーション・デバイス事業は24.7%増収90.9%増益と、各事業が好調に推移しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.7%減の104.16億円となりました。流動資産は30.1%減少し16.44億円となり、主に現金及び預金が7.82億円減少しました。固定資産は7.7%増加し87.72億円となり、主にサブスクリプション資産が5.55億円増加しました。負債は2.4%減少し72.49億円、純資産は3.4%増加し31.66億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細は記載されていませんが、減価償却費が前年同期の16.18億円から20.42億円に増加しています。投資活動や財務活動によるキャッシュ・フローの詳細な情報は提供されていませんが、現金及び預金の減少から、設備投資やサブスクリプション資産の取得などに資金を使用したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年5月期の通期連結業績予想は、売上高78億円(前期比12.7%増)、営業利益7.7億円(同17.0%増)、経常利益7.35億円(同15.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.77億円(同10.4%増)を見込んでいます。Windows 10のサポート終了に向けたPC更新需要の拡大を背景に、各事業セグメントでの成長が期待されています。
株主還元
配当に関する具体的な情報は記載されていませんが、2025年5月期の1株当たり配当予想は47円とされています。前期の配当実績は41円であったことから、増配が予定されていることがわかります。
注意事項
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