2025年８月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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ホームポジション株式会社の2025年8月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比29.1％減の71.87億円となりましたが、利益面では黒字転換を達成しました。第三者割当増資により財務基盤が強化され、自己資本比率が39.8％に改善しています。通期予想では売上高220億円、当期純利益1.5億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
ホームポジション株式会社は戸建分譲事業のみの単一セグメントです。東海エリア及び関東エリアでのシェア拡大に努めており、品質・性能・居住性を追求したデザイン性に優れた住宅をお求めになりやすい価格で提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の業績は、売上高71.87億円（前年同期比29.1％減）となりました。一方で、営業利益2.09億円（前年同期は5.27億円の損失）、経常利益9,500万円（前年同期は6.32億円の損失）、中間純利益1,500万円（前年同期は4.44億円の損失）と、前年同期の赤字から黒字転換しました。建築コストの上昇等の影響がある中、長期販売在庫の圧縮と質の高い土地の仕入れ強化により、一定の利益水準を確保しました。
貸借対照表の変化
総資産は135.65億円（前期末比16.6％増）となりました。主な増加要因は、仕掛販売用不動産が13.38億円、販売用不動産が3.9億円増加したことです。純資産は53.97億円（前期末比56.8％増）となり、自己資本比率は39.8％（前期末29.6％）に改善しました。これは主に第三者割当増資により資本金と資本剰余金がそれぞれ10億円増加したためです。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは15.58億円の支出（前年同期は7.13億円の収入）となりました。主な要因は棚卸資産の増加17.28億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは5.75億円の支出（前年同期は1,000万円の支出）となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは18.4億円の収入（前年同期は6.09億円の支出）となり、主に株式発行による収入19.1億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年8月期の通期業績予想は、売上高220億円（前期比11.5％増）、営業利益4.4億円、経常利益2.2億円、当期純利益1.5億円を見込んでいます。前期の実績と比較すると、売上高は増加し、利益面でも黒字化を予想しています。ただし、不安定な国際情勢や建築コストの高止まりなど、先行き不透明な事業環境が続くことが予想されます。
株主還元
2025年8月期の配当予想は、期末配当金を1株当たり10円としています。前期の実績と同額の配当を予定しています。
注意事項
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