2025年２月期 決算短信の要約
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ベースフード株式会社は2025年2月期に通期黒字化を達成し、売上高152.41億円(前期比2.5%増)、営業利益1.36億円を計上しました。自社ECのLTV向上や卸販売の安定、海外事業の順調な推移が業績に寄与しています。2026年2月期は売上高174.13億円(前期比14.2%増)、営業利益1.93億円(前期比41.8%増)を見込んでおり、さらなる成長を目指しています。
主な事業セグメント
ベースフード株式会社は、完全栄養食事業を主な事業セグメントとしています。「主食をイノベーションし、健康をあたりまえに。」というミッションのもと、完全栄養の主食を中心としたBASE FOODシリーズを開発・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当事業年度の売上高は152.41億円(前期比2.5%増)、営業利益は1.36億円(前期は9.02億円の損失)となり、通期黒字化を達成しました。自社ECでは価格改定により平均購買単価が上昇し、LTVは前年同期比+86.8%と過去最高水準に達しました。卸販売では展開店舗数は5万店舗台を維持し、スーパーマーケットやドラッグストアでの新規展開が進みました。海外事業も順調に推移し、売上高は1.84億円となりました。
貸借対照表の変化
総資産は38.51億円(前期末比5.74億円増)となりました。主な要因は現金及び預金の5.52億円増加です。負債は28.14億円(同3.8億円増)となり、主に新規借入に伴う長期借入金の増加によるものです。純資産は10.36億円(同1.94億円増)となり、新株予約権の行使による資本金・資本準備金の増加と当期純利益の計上が主な要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.3億円の獲得(前期は6.65億円の使用)となりました。主な要因は税引前当期純利益1.24億円の計上です。投資活動によるキャッシュ・フローは3,400万円の獲得(前期は2.29億円の使用)となり、主に供託金の返還によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは3.86億円の獲得(前期は2,900万円の獲得)となり、主に新規の長期借入れ5億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の業績見通しは、売上高174.13億円(前期比14.2%増)、営業利益1.93億円(前期比41.8%増)を見込んでいます。自社ECの継続率向上、認知拡大に向けた投資強化、販路拡大による送客強化を通じて自社ECサブスクリプション会員数の獲得を加速させる方針です。売上成長によって創出した利益を、認知強化を目的とした広告やDX・AI投資に再投資する予定です。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんでした。
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