ジェイフロンティア(株)の決算情報

ジェイフロンティア株式会社は、メディカルケアセールス事業、ヘルスケアセールス事業、ヘルスケアマーケティング事業の3つの主要セグメントを展開しています。これらのセグメントを通じて、医療・健康産業における様々なサービスを提供しています。

当第３四半期連結累計期間の売上高は163.49億円（前年同期比32.1％増）、EBITDAは6.55億円（前年同期は△2.7億円）、営業利益は2.01億円（前年同期は営業損失5.41億円）となりました。全セグメントで増収となり、特にヘルスケアマーケティング事業が78.5％増と大きく成長しました。利益面では、前年同期の赤字から黒字転換を果たし、収益性が大幅に改善しています。

総資産は前期末比20.7％減少し90.45億円となりました。主な要因は、売掛金の6.53億円減少、商品及び製品の2.96億円減少、短期貸付金の3億円減少です。負債は前期末比26.5％減少し70.15億円となり、主に買掛金の3.46億円減少、未払金の8.04億円減少によるものです。純資産は前期末比8.0％増加し20.3億円となりました。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は2,000万円（前年同期比32.0％減）、のれん償却額は1.74億円（同7.0％増）、顧客関連資産償却額は2.58億円（同231.3％増）となっています。これらの非資金項目の増加は、キャッシュ・フローの改善に寄与していると考えられます。

通期の連結業績予想は上方修正されました。売上高210億円（前期比18.5％増）、EBITDA7.8億円、営業利益2.1億円、経常利益1.4億円、親会社株主に帰属する当期純利益4,000万円を見込んでいます。第３四半期までの好調な業績を踏まえ、通期でも増収増益を予想しています。

配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年5月期の期末配当予想は0円とされています。現時点では配当の実施は予定されていないようです。