2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社ユーグレナの2025年12月期第1四半期決算では、売上高が前年同期比7.0％増の119.35億円、調整後EBITDAが44.3％増の15.45億円と大幅に改善しました。ヘルスケア事業の成長とサティス製薬グループの連結子会社化が業績向上に寄与しましたが、希望退職者募集に伴う特別損失により四半期純損失となりました。
主な事業セグメント
ヘルスケア事業、バイオ燃料事業、その他事業の3つのセグメントで構成されています。ヘルスケア事業では機能性食品や化粧品等を展開し、バイオ燃料事業ではバイオ燃料の商業化に向けた取り組みを行っています。その他事業では肥料やバイオインフォマティクス等の領域で事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は119.35億円（前年同期比7.0％増）となりました。ヘルスケア事業では、サティス製薬グループの連結子会社化によりOEM・原料・海外売上高が大きく伸長しました。調整後EBITDAは15.45億円（前年同期比44.3％増）と大幅に改善しました。営業利益は6.18億円（前年同期比104.5％増）、経常利益は4.36億円（前年同期比63.8％増）と増益となりました。一方、希望退職者募集に伴う特別損失の計上等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は5.07億円となりました。
貸借対照表の変化
総資産は715.61億円（前期末比16.94億円減）となりました。主な変動要因は、現金及び預金の15.8億円減少、顧客関連資産の4.2億円減少、のれんの2.43億円減少です。負債は399.72億円（前期末比11.7億円減）となりました。純資産は315.89億円（前期末比5.24億円減）となり、自己資本比率は43.1％となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末比15.8億円減少していることから、営業活動や投資活動によるキャッシュ・フローにマイナスの影響があったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想について、売上高は概ね計画通りに進捗しています。調整後EBITDA、営業利益は計画を上回るペースで進捗していますが、第2四半期以降に広告宣伝投資の拡大を予定しているため、2025年12月期の連結業績予想に変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年12月期第1四半期の業績が改善傾向にあることから、今後の配当方針に影響を与える可能性があります。
注意事項
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