2025年７月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社ファーマフーズの2025年7月期中間決算は、売上高298.57億円（前年同期比5.7％減）、営業利益6.23億円（同59.4％減）と減収減益となりました。しかし、BtoC事業での新規顧客獲得が65,000件超増加するなど、将来の成長に向けた積極的な投資を行っています。通期では売上高650億円（前期比4.6％増）を見込んでおり、中長期的な成長戦略の成果が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社ファーマフーズは、「BtoB事業」「BtoC事業」「バイオメディカル事業」の3つの主要セグメントで事業を展開しています。BtoB事業では機能性素材や健康食品の研究開発・製造、BtoC事業では自社ブランドの通信販売、バイオメディカル事業では創薬研究や受託解析サービスを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は298.57億円（前年同期比5.7％減）、営業利益は6.23億円（前年同期比59.4％減）、経常利益は6.45億円（前年同期比58.2％減）、親会社株主に帰属する中間純利益は2.29億円（前年同期比70.1％減）となりました。BtoC事業での広告宣伝費増加や新製品開発投資により減益となりましたが、第2四半期には新規顧客獲得が65,000件超増加するなど、将来の成長に向けた投資を積極的に行っています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比9.8％減の329.75億円となりました。主な変動は、現金及び預金の45.59億円減少、繰延税金資産の5.63億円増加です。負債は前期末比16.2％減の209.27億円となり、主に短期借入金が40億円減少しました。純資産は前期末比4.0％増の120.48億円となり、自己株式の処分による11.74億円増加が主な要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1,900万円の収入（前年同期は28.35億円の収入）となり、大幅に減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは4.64億円の支出（前年同期は6.02億円の支出）となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは41.1億円の支出（前年同期は15.42億円の支出）となり、主に短期借入金の返済によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年7月期の通期連結業績予想は、売上高650億円（前期比4.6％増）、営業利益20億円（前期比60.9％減）、経常利益23億円（前期比56.2％減）、親会社株主に帰属する当期純利益16億円（前期比50.1％減）を見込んでいます。新規顧客獲得の好調を背景に増収を予想していますが、積極的な投資により減益となる見通しです。
株主還元
2025年7月期の中間配当金は1株当たり12.5円、期末配当金は12.5円を予定しており、年間配当金は前期と同額の25円を維持する方針です。
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