令和7年3月期 第3四半期決算短信の要約
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日東ベスト株式会社の当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高が424億2千200万円（前年同期比2.8％増）と増加しましたが、利益面では減少傾向にあります。主力の冷凍食品部門や日配食品部門が堅調に推移し、価格改定の効果も見られますが、原材料価格の高騰やエネルギー価格の高止まりなどが利益を圧迫している状況です。
主な事業セグメント
日東ベスト株式会社の主な事業セグメントは、食品の製造販売並びにこれらの付帯事業の単一セグメントです。冷凍食品部門、日配食品部門、その他の部門に分かれており、病院・介護施設向け給食や日配食品部門が主力となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の売上高は424億2千200万円（前年同期比2.8％増）となりました。これは病院・介護施設向け給食や日配食品部門の増加、価格改定の実施によるものです。一方、利益面では、営業利益が4億3千600万円(前年同期比24.7％減)、経常利益が4億800万円(前年同期比32.9％減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が2億2千800万円(前年同期比37.3％減)と減少しています。部門別では、冷凍食品部門が328億5千600万円（前年同期比2.0％増）、日配食品部門が69億6千700万円（前年同期比4.5％増）、その他の部門が25億9千800万円（前年同期比8.8％増）となっています。
貸借対照表の変化
当第３四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ15億1千100万円増加し、441億2千400万円となりました。これは主に売掛金の増加によるものです。負債は前連結会計年度末に比べ14億7千400万円増加し、278億9千600万円となりました。これは主に買掛金の増加によるものです。純資産は前連結会計年度末に比べ3千700万円増加し、162億2千700万円となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものです。
キャッシュフローの変化
当第３四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は13億1千200万円（前年同期は13億4千200万円）となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
令和6年10月28日付で発表された業績予想に変更はありません。通期の連結業績予想では、売上高560億円（前期比3.2％増）、営業利益6億円（前期比18.9％増）、経常利益6億円（前期比9.9％増）、親会社株主に帰属する当期純利益4億5千万円（前期比9.3％増）を見込んでいます。
株主還元
配当金については、次期配当予想として1株当たり12円が予定されています。
注意事項
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