2024年12月期 決算短信の要約
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インフォメティス株式会社の2024年12月期連結業績は、売上高10.02億円（前年同期比8.6％増）、営業利益7,800万円と黒字転換を達成しました。新サービスの開始や取引拡大により業績が改善し、東証グロース市場への上場も果たしています。2025年12月期は更なる成長を見込んでいますが、大口顧客の一時的な調整の影響を考慮したレンジ形式の業績予想となっています。
主な事業セグメント
インフォメティス株式会社は、エナジー・インフォメティクス事業を主な事業セグメントとしています。脱炭素とGXを推進し、電力利用効率の最適化を図るサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高が10.02億円（前年同期比8.6％増）、営業利益7,800万円（前年同期は1.69億円の損失）、経常利益8,300万円（前年同期は7,100万円の損失）、親会社株主に帰属する当期純利益8,500万円（前年同期は3.13億円の損失）となりました。業績改善の主な要因は、電力事業者向けサービスの取引拡大や新サービスの開始によるものです。一方で、開発・運用費用や上場準備費用も計上されています。
貸借対照表の変化
資産合計は20.21億円（前年同期比52.3％増）となり、主に現金及び預金の増加3.34億円、ソフトウエアの増加2.58億円によるものです。負債合計は7.18億円（前年同期比0.8％増）で、短期借入金の減少2億円、長期借入金の増加2.63億円が主な要因です。純資産合計は13.02億円（前年同期比112.0％増）となり、新株発行による資本金と資本剰余金の増加が主な要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3,300万円の収入（前年同期は1,900万円の支出）となり、主に税金等調整前当期純利益8,300万円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは3.39億円の支出（前年同期比8.6％減）で、主に無形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは6.38億円の収入（前年同期比18.9％増）となり、主に新株発行による収入5.96億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の業績予想は、売上高13.25億円～17.47億円（前年同期比32.2％～74.3％増）、営業利益1億円～2.82億円（前年同期比27.9％～260.5％増）、経常利益1.25億円～3.07億円（前年同期比49.9％～267.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益1.15億円～2.85億円（前年同期比35.3％～235.1％増）を見込んでいます。大口顧客における一時的な調整の影響を考慮し、レンジ形式での予想となっています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2024年12月期および2025年12月期（予想）ともに年間配当金は0円となっています。
注意事項
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