2025年3月期 決算短信の要約
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ピエトロの2025年3月期は増収減益となりました。売上高は111億3,500万円（前年同期比10.3％増）と伸長しましたが、主力ドレッシングの販売本数伸び悩みや販管費増加により、営業利益は1億7,700万円（同18.9％減）となりました。今後は生産性向上や高付加価値メニュー強化などで収益性改善を目指します。
主な事業セグメント
ピエトロは、ドレッシング・ソース類の製造販売、パスタ麺の輸入販売を行う商品事業と、パスタ専門店等を経営する店舗事業を主な事業セグメントとしています。また、本社ビルの賃貸等も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が111億3,500万円（前年同期比10.3％増）と増収となりました。一方、利益面では営業利益が1億7,700万円（同18.9％減）、経常利益が1億6,000万円（同20.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益が5,700万円（同47.3％減）と減益となりました。商品事業では主力ドレッシングの販売本数が伸び悩み、店舗事業では既存店・新店ともに好調でしたが、全社的な販売費及び一般管理費の増加が影響しました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比3億1,100万円減少し102億7,100万円となりました。主な要因は、有形固定資産が11億2,800万円増加した一方、現金及び預金が13億5,300万円減少したことです。負債は2億4,000万円減少し39億1,300万円、純資産は7,100万円減少し63億5,800万円となりました。自己資本比率は61.9％と前期末から1.1ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4億5,800万円の収入（前期は7億2,900万円の収入）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは14億9,700万円の支出（前期は5億6,500万円の支出）で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは3億5,000万円の支出（前期は10億3,000万円の収入）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高117億8,600万円（前期比5.8％増）、営業利益3億5,000万円（同97.5％増）、経常利益2億円（同24.7％増）、親会社株主に帰属する当期純利益6,000万円（同3.8％増）を見込んでいます。商品事業では生産性向上による製造原価低減、店舗事業では高付加価値メニューの強化や原価率低減に取り組む方針です。
株主還元
2025年3月期の配当金は1株当たり24円（前期と同額）で、配当金総額は1億6,500万円となりました。2026年3月期の配当予想も1株当たり24円を予定しています。
注意事項
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