2025年３月期 決算短信の要約
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和弘食品株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高162.49億円(前期比5.4%増)、営業利益15.91億円(同6.9%増)と増収増益を達成しました。特に米国セグメントが好調で、売上高43.25億円(同15.5%増)、営業利益12.57億円(同20.8%増)と大きく伸長しています。一方、次期は減益予想となっており、今後の経営環境の変化に注目が必要です。
主な事業セグメント
和弘食品株式会社は、日本と米国を主な事業セグメントとする食品製造事業を展開しています。日本セグメントでは主に国内市場向け、米国セグメントでは主に外食向け業務用製品の製造・販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高162.49億円(前期比5.4%増)、営業利益15.91億円(同6.9%増)、経常利益16.09億円(同4.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.08億円(同10.8%増)となりました。日本セグメントは増収減益、米国セグメントは増収増益となり、全体として増収増益を達成しています。特に米国セグメントの好調が全体を牽引しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前期比7.4%増の145.64億円となりました。主な増加要因は、現金及び預金の5.5億円増、商品及び製品の1.48億円増です。負債合計は前期比0.9%増の60.1億円、純資産合計は前期比12.5%増の85.53億円となりました。自己資本比率は58.7%と2.6ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは15.13億円の収入(前期比8,000万円減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは8.29億円の支出(同2.64億円増)、財務活動によるキャッシュ・フローは8,000万円の支出(同3,700万円増)となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は34.99億円と前期末比5.5億円増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高171.12億円(前期比5.3%増)、営業利益14.72億円(同7.5%減)、経常利益14.74億円(同8.4%減)、親会社株主に増益を見込んでいます。一方で、利益面では減益を予想しており、特に営業利益の減少が見込まれています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は97円(前期比31円増)、配当総額は2.41億円(前期比7,600万円増)となりました。2026年3月期の1株当たり配当金予想は86円と減配を予定しています。
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