令和７年５月期第３四半期決算短信の要約
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調剤薬局事業を中心に、Ｍ＆Ａによる店舗拡大戦略を推進し、売上高は465.79億円(前年同期比14.5％増)と増収を達成しました。しかし、調剤報酬改定の影響や人件費上昇、Ｍ＆Ａ関連費用増加により、利益面では減益となりました。今後は取得した店舗の統合を進め、収益性の改善を図ることが課題となっています。
主な事業セグメント
調剤薬局事業、物販事業、医学資料保管・管理事業、医療モール経営事業を主な事業セグメントとしています。調剤薬局事業が中心で、Ｍ＆Ａによる店舗拡大を積極的に推進しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は465.79億円(前年同期比14.5％増)と増収となりました。これは主に調剤薬局事業のＭ＆Ａによる店舗数拡大と物販事業の好調によるものです。一方、利益面では営業利益9,500万円(前年同期比88.9％減)、経常損失1,800万円(前年同期は7.99億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失2.72億円(前年同期は1.77億円の利益)と減益となりました。これは調剤報酬・薬価改定の影響や人件費上昇、Ｍ＆Ａ関連費用増加が主な要因です。
貸借対照表の変化
総資産は311.02億円(前年度末比16.16億円増)となりました。主な増加要因は、商品及び製品が18.17億円増、のれんが11.62億円増、投資その他の資産が11.1億円増加したことです。負債は241.04億円(前年度末比20.6億円増)となり、主に長期借入金が20.7億円増加しました。純資産は69.98億円(前年度末比4.43億円減)となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前年度末比49.07億円減少し22.43億円となっています。一方で、長期借入金が20.7億円増加しており、Ｍ＆Ａ等の投資活動に伴う資金需要が増加していることが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高647.34億円(前期比18.9％増)、営業利益3.5億円(同61.8％減)、経常利益1.43億円(同82.8％減)、親会社株主に帰属する当期純損失2.14億円を見込んでいます。Ｍ＆Ａによる売上高増加を見込む一方、利益面では減益予想となっています。
株主還元
前期の期末配当金は普通配当14円00銭に創業40周年記念配当6円00銭を加えた20円00銭でした。今期の配当予想は14円00銭となっています。
注意事項
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