(株)ハニーズホールディングスの決算情報

株式会社ハニーズホールディングスは、主に婦人服専門店業界で事業を展開しています。国内店舗展開とECサイトを通じて、「高感度・高品質・リーズナブルプライス」をコンセプトに商品を提供しています。また、ミャンマーに子会社を持ち、生産拠点としても活用しています。

当第３四半期連結累計期間の売上高は414億6,700万円（前年同期比4.3％増）と増収となりましたが、営業利益は32億100万円（同18.4％減）、経常利益は32億6,100万円（同21.8％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億9,200万円（同28.6％減）と減益となりました。売上総利益率は58.2％（前年同期比1.8ポイント減）に低下し、販管費率は50.5％（同0.4ポイント増）に上昇しました。これは主に円安の影響や仕入コストの増加、人件費や販促費の増加によるものです。

総資産は前連結会計年度末比4.0％減の507億4,300万円となりました。主な変動として、売掛金が14億7,300万円、棚卸資産が10億1,100万円減少しました。負債は同17.3％減の66億4,800万円となり、未払法人税等が7億3,600万円減少しました。純資産は同1.6％減の440億9,400万円となり、為替換算調整勘定が14億5,100万円減少しました。自己資本比率は86.9％と高水準を維持しています。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は前年同期の8億4,600万円から9億2,200万円に増加しています。これは設備投資や店舗展開による固定資産の増加を反映していると考えられます。

2025年5月期の通期連結業績予想は、売上高595億円（前期比5.2％増）、営業利益74億円（同6.2％増）、経常利益75億円（同3.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益49億円（同0.5％増）と増収増益を見込んでいます。この予想は直近の公表から変更されていません。

2025年5月期の年間配当金予想は1株当たり55円（中間配当25円、期末配当30円）で、前期と同額を維持する方針です。