2025年8月期第2四半期(中間期)決算短信の要約
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ククレブ・アドバイザーズ株式会社は、CREソリューション事業で順調な成長を遂げています。当中間期は売上高16.54億円、営業利益5.27億円を達成し、マッチングシステムのKPIも着実に向上しています。上場に伴う資金調達により財務基盤が強化され、今後の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
ククレブ・アドバイザーズ株式会社は、CREソリューション事業を展開しています。企業不動産(CRE)に関する多様なニーズに対し、独自の不動産テックシステムを活用しながら、様々なソリューションを提供しています。特に、20億円以下のコンパクトサイズの産業用不動産に注力しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高16.54億円、営業利益5.27億円、経常利益5.11億円、親会社株主に帰属する中間純利益3.5億円となりました。販売用不動産の売却、CREファンドに関する取引の受注、不動産テックシステムのサブスクリプションサービスの新規受注などが貢献しました。重要KPIであるマッチングシステムのユーザー数は416件(前期比28.0%増)、情報登録数は6,360件(前期比16.2%増)と順調に増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は23.17億円(前期末比53.3%増)となりました。主な変動は、販売用不動産が6.48億円減少した一方で、上場に伴う新株発行により現金及び預金が14.95億円増加したことです。負債は3.34億円(前期末比37.9%減)となり、主に短期借入金が1.7億円減少しました。純資産は19.83億円(前期末比103.9%増)となり、上場に伴う新株発行による資本金と資本準備金の増加が主な要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは10.33億円の収入となりました。主な要因は税金等調整前中間純利益5.11億円、販売用不動産の減少6.48億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは1,000万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは4.72億円の収入となり、主に株式発行による7.18億円の収入が寄与しました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は17.57億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年8月期の通期連結業績予想は、売上高22億円(前期比73.3%増)、営業利益6.5億円(同54.5%増)、経常利益6.3億円(同51.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.28億円(同48.5%増)を見込んでいます。前回予想からの変更はありません。
株主還元
2025年8月期の配当予想は、期末配当金として1株当たり20円を予定しています。前期の実績は1株当たり17円でした。
注意事項
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