2025年2月期 決算短信の要約
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株式会社魚喜の2025年2月期連結業績は、売上高99億3,400万円(前期比0.8％増)、営業利益8,900万円(同23.3％増)と増収増益となりました。鮮魚事業のセグメント利益が17.6％増加し、全社的な経費削減効果もあり、営業利益は大幅に改善しました。しかし、特別損失の計上により純利益は減少しています。
主な事業セグメント
株式会社魚喜は、鮮魚事業、飲食事業、不動産事業の3つの事業セグメントを展開しています。鮮魚事業では鮮魚、寿司、惣菜の小売販売を行い、飲食事業では回転寿司店等を経営し、不動産事業では不動産賃貸管理等を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年2月期の連結業績は、売上高が99億3,400万円(前期比0.8％増)、営業利益8,900万円(同23.3％増)、経常利益1億500万円(同41.3％増)となりました。売上総利益は44億4,900万円(同2.1％増)と増加しましたが、特別損失として減損損失を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は3,100万円(同25.7％減)となりました。鮮魚事業の売上高は87億円(同0.4％減)、セグメント利益は5億3,400万円(同17.6％増)でした。
貸借対照表の変化
資産合計は前期比6.9％増の23億200万円となりました。流動資産は5.9％減の13億5,100万円、固定資産は32.5％増の9億5,000万円となりました。負債合計は10.4％増の14億3,000万円で、純資産は1.6％増の8億7,100万円となりました。自己資本比率は37.9％と前期末比1.9ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは8,900万円の獲得(前期比72.9％減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは3億5,000万円の使用(同181.6％増)で、主に有形固定資産の取得による支出が増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは2億100万円の獲得(前期は2,300万円の使用)となり、主に長期借入れによる収入によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績予想は、売上高99億5,000万円(前期比0.2％増)、営業利益6,000万円(同32.7％減)、経常利益6,000万円(同43.3％減)、親会社株主に帰属する当期純利益4,000万円(同28.1％増)を見込んでいます。既存店の強化と収益拡大、新たな収益基盤の拡大、堅実な店舗展開、人材の確保と育成、衛生管理体制の徹底を重点課題として取り組む予定です。
株主還元
当期の配当は1株当たり10円を予定しています。次期の配当も1株当たり10円を見込んでいます。
注意事項
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