2027年4月期 第1四半期決算短信の要約
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伊藤園の2027年4月期第1四半期は、売上高が前年同期比3.3%増の1,352億円、営業利益が22.0%増の102億円と増収増益を達成しました。価格改定の浸透や費用効率化が利益を押し上げ、純利益も14.8%増の66億円となりました。通期は営業・経常利益で減益予想となっている点が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社伊藤園の主な事業セグメントは、リーフ・ドリンク関連事業と飲食関連事業です。リーフ・ドリンク関連事業は茶葉・飲料の製造・販売を中心とし、飲食関連事業はスペシャリティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」の運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年4月期第1四半期(2026年5月〜7月)の業績は増収増益となりました。売上高は前年同期比3.3%増の1,352億円、営業利益は22.0%増の102億円、経常利益は13.4%増の101億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は14.8%増の66億円となりました。売上高の伸びを上回る利益成長が実現しており、価格改定の浸透効果や販促費抑制、前期の自動販売機事業の減損処理に伴う減価償却費の軽減が寄与しています。飲食関連事業も売上高8.4%増、営業利益9.3%増と堅調に推移しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比で3,702億円となり、売掛金や原材料及び貯蔵品の増加が主因です。負債合計は1,883億円と増加し、買掛金や短期借入金が大きく膨らみました。純資産は1,819億円と増加し、自己資本比率は51.4%から48.7%へ低下しています。
キャッシュフローの変化
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていません。なお、減価償却費は前年同期の22億円から16億円へ減少しており、前期の自動販売機事業の減損処理の影響が継続しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年4月期通期の業績予想は、売上高が前期比0.4%増の5,000億円、営業利益は7.8%減の200億円、経常利益は11.9%減の205億円、親会社株主に帰属する当期純利益は229.7%増の114億円が見込まれています。前期に特殊要因があった純利益は大幅増益予想となっている一方、営業利益・経常利益は減益見通しとなっています。なお、直近公表の業績予想からの変更はありません。
株主還元
2027年4月期の普通株式の年間配当金は1株当たり52円(中間26円・期末26円)が予定されており、前期の48円から4円の増配となる見通しです。第1種優先株式については年間66円(中間33円・期末33円)が予定されています。直近公表の配当予想からの変更はありません。
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