2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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サッポロホールディングスの2025年第1四半期は、国内ビール販売の好調により売上収益が5.2%増の1,186億円となりました。一方、食品飲料事業での減損損失計上などにより営業損失は22億円、親会社の所有者に帰属する四半期損失は42億円と減益となりました。通期では増収増益を見込んでおり、年間配当は前期比8円増配の60円を予定しています。
主な事業セグメント
サッポロホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、酒類事業、食品飲料事業、不動産事業です。酒類事業では酒類の製造・販売や飲食店経営、食品飲料事業では食品・飲料水の製造・販売、不動産事業では不動産賃貸等を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年第1四半期の連結売上収益は1,186億円(前年同期比5.2%増)となりました。国内ビール販売が好調で、価格改定前の駆け込み需要もあり増収となりました。一方、連結営業利益は22億円の損失(前年同期は19億円の損失)となりました。食品飲料事業での減損損失計上や前年の固定資産売却益の反動減が影響しました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は42億円の損失(前年同期は20億円の損失)と減益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は6,342億円(前期末比4.6%減)となりました。季節要因による営業債権の減少や為替影響による有形固定資産の減少が主因です。負債は4,490億円(同4.0%減)、資本は1,853億円(同6.0%減)となりました。親会社所有者帰属持分比率は29.0%(前期末29.5%)とほぼ横ばいでした。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは53億円の収入(前年同期比36億円増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは33億円の支出(同74億円減)、財務活動によるキャッシュ・フローは24億円の支出(前年同期は85億円の収入)となりました。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は224億円(前期末比17億円減)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期通期の連結業績予想は、売上収益5,320億円(前期比0.2%増)、営業利益200億円(同92.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益110億円(同42.6%増)を見込んでいます。第1四半期実績は減益となりましたが、通期では増益を予想しています。
株主還元
2025年12月期の年間配当金は1株当たり60円(前期実績52円)を予定しています。中間配当は実施せず、期末配当のみとなる見込みです。
注意事項
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