2025年3月期 決算短信の要約
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ヒビノ株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高594.73億円(前期比17.8%増)、営業利益41.71億円(同48.2%増)と大幅な増収増益を達成しました。大型案件の増加や新規連結子会社の寄与により全セグメントで成長し、特に「長崎スタジアムシティ」と「大阪・関西万博」案件が業績拡大に貢献しています。2026年3月期も引き続き成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
ヒビノ株式会社の主な事業セグメントは、販売施工事業、建築音響施工事業、コンサート・イベントサービス事業、その他の事業です。業務用音響・映像機器の販売施工、建築音響設計施工、コンサート・イベント用音響映像システムのレンタル・オペレート等を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高594.73億円(前期比17.8%増)、営業利益41.71億円(同48.2%増)、経常利益39.24億円(同32.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17.22億円(同5.9%増)となりました。大型案件の増加や新規連結子会社の寄与により、全セグメントで増収増益を達成しました。特に「長崎スタジアムシティ」と「大阪・関西万博」の2案件がグループ連携により業績拡大に大きく貢献しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比8.0%増の441.12億円となりました。主な増加要因は売掛金、のれん及び無形固定資産の増加です。負債は同7.2%増の321.04億円、純資産は同10.3%増の120.07億円となりました。自己資本比率は25.9%と前期末から0.4ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは35.88億円の収入(前期比48.5%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは48.42億円の支出(同15.3%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは7.18億円の収入(前期は13.03億円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比5.54億円減少し、37.73億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高660億円(前期比11.0%増)、営業利益42億円(同0.7%増)、経常利益40億円(同1.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益23.5億円(同36.4%増)を見込んでいます。コンサート・イベント市場の拡大や大阪・関西万博等の大型案件獲得、新規連結子会社の寄与により、増収増益を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり70円(中間40円、期末30円)を予定しています。2026年3月期は年間80円(中間40円、期末40円)の配当を予定しており、増配を見込んでいます。
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