2025年８月期 第２四半期 決算短信の要約
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株式会社INGSの当中間会計期間は、ラーメン事業とレストラン事業ともに既存店売上高が前年同期比で106%以上と好調でした。売上高36.3億円、営業利益1.66億円を達成し、新規上場に伴う公募増資により財務基盤も強化されています。通期では売上高78.96億円（前期比23.0%増）、営業利益5.06億円（同12.4%増）を見込んでおり、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社INGSは、ラーメン事業とレストラン事業を展開しています。ラーメン事業では「横浜家系ラーメン みどり」や「らぁ麺 はやし田」などの直営店とプロデュース店を運営し、レストラン事業では「CONA」や「焼売のジョー」などの直営店とライセンス店を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の業績は、売上高36.3億円、営業利益1.66億円、経常利益1.36億円、中間純利益7,000万円となりました。ラーメン事業の既存店売上高は前年同期比106.0%、レストラン事業は107.1%と好調でした。インバウンド需要の回復や一部商品の値上げにより、客単価が向上しています。一方で、原材料価格の上昇や人件費の増加など、厳しい経営環境も続いています。
貸借対照表の変化
総資産は40.48億円（前事業年度末比5.97億円増加）となりました。主な要因は、現金及び預金の2.87億円増加、新規出店に伴う有形固定資産の2.45億円増加です。負債は22.92億円（同3.87億円減少）となり、主に長期借入金や社債の減少によるものです。純資産は17.55億円（同9.85億円増加）となり、新規上場に伴う公募増資等により資本金と資本剰余金がそれぞれ4.57億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.02億円の収入となりました。主な要因は税引前中間純利益1.25億円、減価償却費7,300万円、のれん償却額4,500万円などです。投資活動によるキャッシュ・フローは4.24億円の支出となり、主に有形固定資産の取得3.02億円、事業譲受5,500万円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは6.09億円の収入となり、株式発行による収入9.06億円が主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年8月期の通期業績予想は、売上高78.96億円（前期比23.0%増）、営業利益5.06億円（同12.4%増）、経常利益4.72億円（同11.0%増）、当期純利益3.01億円（同5.4%増）を見込んでいます。前回公表された業績予想からの変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年8月期の期末配当予想は0円となっています。
注意事項
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